今回は東京に数ある豚骨ラーメンのお店の中でも、とにかく個性があってインパクトが強く、筆者が学生時代から大好きなラーメン店をご紹介します。
東京は中野区沼袋にある、無鉄砲 東京中野店になります。
西武新宿線の沼袋駅からは徒歩8分程度の場所で、池袋や目白に練馬・中野からバスで行くことも可能です。
ここ無鉄砲は京都に本店を構え、関西を中心に多数の店舗を展開しており、東京にもここ中野店を含め系列店が2つ、更にはオーストラリアにも進出しているという、ラーメン界でも指折りの実力派グループです。
無鉄砲では、とにかくここ無鉄砲でしか味わえない超濃厚豚骨ラーメンをウリにしており、実際に無鉄砲以上に濃くて旨い豚骨ラーメンに筆者は出会ったことはありません。
学生時代からずっと大好きなラーメン店の1つで、今回無性に無鉄砲のラーメンが食べたくなって、わざわざ沼袋まで来てしまいました。
メニューは無鉄砲の代名詞とも言える濃厚な豚骨ラーメン以外にもいくつかあるものの、筆者は当然ながら豚骨ラーメンを注文し、腹ペコだったのでチャーシューと替玉も追加しました。
とんこつチャーシューメンこってりネギ多め ¥1030
もうとにかく、見た目のインパクトというか破壊力がハンパないラーメンですね。
デフォルトでは無鉄砲のラーメンに背脂はかかっていないものの、食券を渡す際にこってりと店員さんに伝えれば、ご覧のように背脂がたっぷりとふりかけられます。
ネギの量と麺の硬さも調節可能となっており、好みがある人はそう伝えるようにしてください。
個人的に、無鉄砲ではネギ多めがオススメです。
また、実は背脂の量も色々と段階があって、もっと大量の背脂を入れたり、あるいは背脂の塊を入れたりすることもできます。
ただこれらはサービスなので、ふざけてそのような注文をするのはやめましょう。
自分が純粋に食べたいと思うレベルで注文するのが、マナーだと思います。
特に初めて無鉄砲のラーメンを食べる場合は、ネギの量以外は全て普通でいいのではというのが個人的な意見です。
確かな話ではないものの、無鉄砲では1日におよそ300kgもの豚骨を使い、それらを高火力で長時間煮込んでスープを作っているそう。
そうやって作られた無鉄砲の豚骨スープは、コラーゲンがたっぷりと溶け出した、信じられないぐらい濃厚な仕上がりになります。
これぐらい濃厚な豚骨スープを作るには、ただ強火でひたすら煮込めばいいというわけではなく、途中で鍋底が焦げ付かないように根気よく混ぜるなどの作業が必要なはずで、完成までに相当な手間がかかっていることでしょう。
毎日この豚骨スープを作り続ける無鉄砲の職人達は、本当に凄いなと思います。
そんな気合の入ったラーメンが不味いはずがないと筆者は信じていますし、久しぶりに無鉄砲のラーメンを食べましたが、期待を裏切らないこってり濃厚な味わいで物凄く美味しかったです。
筆者にとっては、無鉄砲の豚骨スープは安定感のある味わいとすら言えますね。
更に無鉄砲のスープについてですが、実はその材料は豚骨と水だけで、スープ自体に背脂は不使用となっているため、超濃厚ながら必要以上にくどくない味わいが特徴でもあるんです。
勿論、一般的な豚骨ラーメンと比べればかなりの濃度であるものの、こってりにしなければ脂分は入りませんし、前述のようにむしろコラーゲンたっぷりの身体に嬉しいスープなので、是非女性にも無鉄砲の豚骨ラーメンを食べてみてほしい。
麺は豚骨ラーメンにしてはやや太めのものを使用しており、九州から取り寄せているそう。
無鉄砲の超濃厚スープのことを考慮すれば、これぐらいがバランスも良くていいと思いますね。
ドロドロ濃厚スープがとにかく麺に絡みまくり、もう最高に旨いです。
チャーシューは薄切りのものを使用しており、デフォルトで4枚入り、今回のようにチャーシューメンにすれば、8枚も増えて合計12枚となります。
薄切りでもそれだけ量が増えるとなかなかのボリュームで、無鉄砲でも腹ペコの場合にチャーシューメンをオススメしているとのこと。
超濃厚スープの影に隠れがちになるものの、しっかりと味が染みていてとても美味しいチャーシューです。
また、無鉄砲のラーメンでは、薬味に青ネギを採用しています。
このネギと超濃厚豚骨スープの相性がとにかく抜群で、前述したように無鉄砲ではネギ多めでのオーダーを強くオススメします。
品質によっては白ネギに変わることもあるそうですが、筆者が今まで無鉄砲に来店した時にそうなっていたことは記憶にありません。
替玉 ¥150
そして麺を食べ終わりかけるぐらいのタイミングで、替玉を注文。
ネギや崩れたチャーシューが、ちょっとおまけでついてくるのがありがたいところ。
無鉄砲の替玉は、最初と同じ麺か細麺の2種類から選択可能で、どちらがいいかははっきり言って好みの問題でしょう。
筆者としては、やはり最初と同じ麺の方がスープとのバランスがいいと感じるものの、細麺にするとまた印象が変わって面白いとも思います。
ここは是非、無鉄砲に最低2回は訪れてどちらの麺が好みか比べてみてほしいところ。
勿論、胃袋に自信のある人は、1回の訪問で2回替玉するのも全然ありです。
更に上の写真のように、無鉄砲では多くの豚骨ラーメンのお店と同じように、卓上に紅生姜や高菜などが用意されています。
後半から入れて味の変化を楽しむのも良し、替玉を注文してから入れるのもいいでしょう。
是非皆さんも色々試して、自分の好みに合う食べ方を見つけてみてください。
ただ筆者は無鉄砲に来た場合、これらのアイテムは使わずに、殆どいつもそのままラーメンを食べきってしまいますが。
一応、実際にラーメンを食べてみてやっぱり濃すぎると思う人のために無鉄砲では割りスープも用意されている他、ここ東京中野店では魚介スープを使ったあっさりラーメンもあったりするので、あまり濃厚ラーメンが得意でなくても、是非気軽にトライしてもらえればと思います。
そのあっさりラーメンや、無鉄砲グループの他のラーメン店については、また別の機会にご紹介します。
~店舗情報~
店名:無鉄砲 東京中野店
住所:東京都中野区江古田4-5-1
電話番号:03-5380-6886
営業時間:11:00~15:00, 18:00~23:00 *売切れ次第終了
定休日:月曜日(祝日の場合は営業の場合が多い、公式HP参照)
無鉄砲ホームページ:無鉄砲
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