今回は先週に引き続き、早稲田の有名ラーメン店、ラーメン巌哲の創作塩つけ麺を紹介しましょう。
ここ最近は、ラーメン巌晢の名物である鱧をはじめとして他にも高級魚が続いていたところ、今回のお題はカンパチ。
ラーメン巌晢の創作塩つけ麺の中では、割と基本もしくは定番と言えるもので、筆者も何度か食べています。
しかしながら定番ゆえ間違いなく旨いものであり、その味の良さは折り紙つき。
しかも、サイズ的にもかなり大きくていいものが入ったと聞いたので楽しみにしていました。
ちなみに今回は1人ではなく、同い年の友人で色々と変なことをやっている料理人の甲斐くんを連れての訪問。
彼とは今年の春にもラーメン巌晢に一緒に来て、サクラマスの創作塩つけ麺を食べており、その時以来です。
日本酒 ¥800
どて ¥100
せっかくなので、つけ麺の前に日本酒とつまみで軽く1杯。
ラーメン巌哲では日本酒も豊富に用意されており、その中から店主が選んでくれる仕組みです。
好みを伝えればそれに合うものを出してくれるので、希望がある人はその旨申し出るといいでしょう。
そうして日本酒も半分ぐらいになったところで、お目当の創作塩つけ麺が登場。
高知県土佐佐賀産 カンパチの創作塩つけ麺 ¥1700
写真ではよくわかりませんが、昆布出汁ベースのスープには幽庵焼き、麺の方には刺身、そして奥にあるのがカンパチと舞茸の天ぷらです。
スープの方には大根おろしを流してみぞれ仕立てにしてあり、麺だけじゃなくて天ぷらを食べる際にも使用することができます。
こういった食べ方は、まさにラーメン店ならではの提案と言えるでしょう。
ただ刺身や幽庵焼き・天ぷらなどをつけ麺に添えただけじゃなく、きちんと付加価値がついています。
ラーメン巌哲の創作塩つけ麺では、魚のアラを使って出汁を取ることが最近多かったものの、今回はカンパチという出汁のイメージがない青物なので、基本となる昆布出汁になっています。
まだまだ豚や鶏を使って濃厚に仕上げることが多いつけ麺において。ラーメン巌哲の無化調昆布出汁清湯はかなり珍しい存在と言えるでしょう。
これで、全く物足りなさを感じさせないところが本当にすごい。
もうしつこいぐらい何度も書いていますが、ラーメン巌哲自慢の自家製麺の旨さ、そしてスープとの相性の良さは言わずもがな。
直前に別のラーメン店でつけ麺を食べたにも関わらず、スルスルと胃袋に入っていきます。
200gじゃあっという間で、夜じゃなかったら絶対に300gにしてるのになーとも思います。
そして主役のカンパチは、前述したように刺身・幽庵焼き・天ぷらとバラエティ豊かなものが揃います。
程よく脂ののった刺身、スープの中にあっても柚子の香りが印象的な幽庵焼き、フワフワした食感の天ぷら、どれも旨いですが個人的には天ぷらが1番かなと。
そもそもカンパチを天ぷらで食べたのはこの時が初めてで、その美味しさに感動。
このカンパチの天ぷらだけでも、酒の肴として追加で注文したかったですね。
更に舞茸の天ぷらも、旨味が濃くて素晴らしく美味しかった。
日本酒も進み、楽しいひと時に大満足です。
このカンパチの創作塩つけ麺が、あまり並ばずに食べられたのはありがたい限り。
また次回の創作塩つけ麺も楽しみです。
~店舗情報~
店名:ラーメン巌哲
住所:東京都新宿区西早稲田1-10-4
電話番号:03-6302-1281
営業時間:11:30〜14:30, 18:00〜21:00 [日曜]11:30〜15:30
定休日:月曜日(月曜日が祝日の場合は、翌火曜日と合わせて連休)
ラーメン巌哲公式ブログ:ラーメン巌哲店主のブログ
ラーメン巌哲公式Facebook:ラーメン巌哲
ラーメン巌哲公式Twitter:ラーメン巌哲