今回は、愛知県名古屋市において、ここ最近特に人気のあるラーメン店を紹介します。
名古屋市は今池にある、中華蕎麦 生る(なる)です。
最寄駅は、名古屋市営地下鉄の桜通線・東山線の今池駅で、そこから徒歩15分程度かかって、アクセスは若干不便でしょうか。
中華蕎麦 生るの店主は、東京・亀有の超絶有名ラーメン店である、つけ麺 道の出身ということもあり、東京から離れたここ名古屋でも、2016年のオープン時は相当な話題となったようです。
平日でも行列ができており、長時間待たされることも多いと聞いていたので、行く前は若干ビビってました。
ただ、筆者が訪れたとき(2017年8月平日の夜)は、さすがに落ち着いていてサクッと入ることに成功。
後から続けて何人かお客さんが入ってきたものの、それでも片手で数えられる程度の人数が待っているだけでした。
平日の夜のラーメン店なら、まぁこれぐらいが普通だと思います。
それでも土日は、結構な行列ができていることが多いみたいですが。
さて、筆者が中華蕎麦 生るを訪れたのは、実家への帰省時で、最初につけ麺を食べてそれが旨かったので、もう1つのメニューであるラーメンを食べるために、2度訪問しました。
なのでこの記事でも、つけ麺とラーメンの両方について書いていきます。
特製つけそば ¥1000
まず1杯目は、中華蕎麦 生るの看板メニューであるつけ麺に、色々トッピングが追加された、写真の特製つけそば。
なんといっても、綺麗に折り畳まれた麺の美しさが印象的です。
中華蕎麦 生るのスープは、いわゆる動物魚介系の濃厚スープで、しっかり丁寧に作られていて非常に美味。
東京では全く珍しくないタイプですが、名古屋でこういったつけ麺はまだまだ少ない印象で、この味が名古屋で食べられるようになったことに感激。
臭みや油っぽさなどは一切なく、旨味や甘みなどの要素が高い次元で融合した、素晴らしいスープです。
合わせる極太麺は自家製で、濃厚なスープに負けないよう、国産小麦の外皮に近い部分をメインにブレンドし、更に全粒粉を加えて仕上げたとのこと。
コシが強く、麺単体でも十分美味しい。
濃厚スープとの相性の良さは、もはや言わずもがなですね。
箸を持つ手が止まらず、どんどん麺がなくなっていきます。
チャーシューなどのトッピングは、別皿で提供されます。
別皿になっているのは、濃厚スープと自家製麺の良さを最大限に堪能してもらいたいからとのこと。
赤いものは柚子胡椒で、味変アイテムとして途中で麺に絡めて食べてみてください。
柚子胡椒を使うことで、やや甘めの味わいが引き締まって、最後まで飽きずに食べ進められるはず。
〆にはスープ割りをお願いし、一気に完食しました。
濃厚塩中華そば ¥780
そしてこちらは、数日後に中華蕎麦 生るを再度訪問した際に注文した、濃厚塩中華そば。
ラーメン専用トッピングのローストトマトも入れたかったのですが、残念ながら売り切れ。
濃厚塩中華そばのスープは、つけ麺のスープに和風出汁を加えたダブルスープで、醤油ではなく塩ダレでまとめたもの。
ラーメンにしては、割と珍しいタイプと言える、塩味の濃厚タイプです。
麺は、北海道産の小麦使用のモッチリしたタイプで、スープと絡みまくります。
正直に言うと、ラーメンよりつけ麺の方が断然好みではありながらも、これはこれでなかなかの美味。
ただ、やはり専用トッピングのローストトマトが欲しかったですね。
デフォで、自家製塩漬けレモンという味変アイテムが入っているものの、これだけではちょっと弱いかなと。
やや単調で、後半に飽きがくる感じでした。
ここまで、ラーメンとつけ麺、それぞれについて色々書きましたが、トータルでは十分満足です。
明るく清潔感のある店内に加えて、ホスピタリティも良く、これは人気になるのも当然と言えるでしょう。
唯一欠点を挙げるとすれば、丁寧すぎて回転が悪いことでしょうか。
特につけ麺の盛り付けの際には、麺線を何回も入念に整えており、茹で上がってから提供までに時間がかかりました。
混雑していなければ、別にそれでも問題ないとは思いつつ、土日もこの調子でやっているとしたら、ちょっと遅すぎかなと思います。
でもこれは、2017年8月時点の情報なので、もしかしたら現在では改良されているかもしれません。
また次回、中華蕎麦 生るを訪れた際に確認してみます。
~店舗情報~
店名:中華蕎麦 生る
住所:愛知県名古屋市千種区豊年町3-18
電話番号:052-717-6028
営業時間:11:30~14:00, 18:00~21:00
定休日:月曜・火曜
中華蕎麦 生る公式ブログ:名古屋・今池・中華蕎麦『生る』naru