今回は、筆者が学生時代からずっと通い続ける、横浜市はもとい神奈川県屈指の大人気ラーメン店を紹介します。
神奈川県横浜市は白楽にある、くり山になります。
東急東横線の白楽駅から徒歩5分程度と、アクセスの良さは抜群。
簡単にその歴史を紹介すると、くり山は2008年4月にこの横浜市白楽の地で創業し、もうすぐ10周年を迎えます。
ちょうど筆者が大学に合格して上京してきたのと同じタイミングで、そんなわけもあってか創業当初からずっと通い続けている大好きなラーメン店の1つ。
以前は仁鍛という店名でしたが、2011年秋に店主の苗字に由来する現在の屋号となりました。
店主は、つけ麺の創始者としてあまりにも有名な、東池袋大勝軒の故・山岸氏の最後の愛弟子とも呼ばれる人物で、今や全国区の知名度を誇る六厘舎などでも修行を積んだ後に、くり山をオープンさせたとのこと。
開業当初は、あまりお客さんが来なくて苦戦していた時期もあったものの、今では行列しているのが当たり前の、横浜市を代表する人気ラーメン店です。
そして、東池袋大勝軒にルーツがあるということで、くり山の看板メニューは当然つけ麺。
今回は、そのつけ麺の大盛にチャーシュートッピングも追加でオーダーしました。
つけチャーシュー大盛 ¥1200
大盛の麺に加えて、スープの中にはチャーシューがたっぷり入り、全体的にかなりボリューミー。
最近の筆者は、くり山に来るとこればかり食べています。
くり山のつけ麺は、いわゆる魚介豚骨つけ麺。
またおま系などとも世間では呼ばれたりしている、つけ麺では定番中の定番ですが、完成度が高くてとにかく抜群に美味しい。
特に魚介の風味がよく、定番だからこそきちんと丁寧に作れば死ぬほど旨くなるという、お手本のような存在です。
筆者はかれこれ、くり山のつけ麺を数百回は食べているものの、未だに全く飽きない美味しさです。
むしろ、毎回食べる度に感動してしまいます。
そんな魚介豚骨スープに合わせるのは自家製の太麺で、東池袋大勝軒で以前使っていた製麺機を譲ってもらい、それで作っているそう。
昆布粉がわずかに練りこまれており、ツルツル且つモッチリした食感となっていて、これもめちゃくちゃ旨いです。
この麺と魚介豚骨スープを合わせれば、もはや無敵とも言える美味しさで、大盛にした麺がどんどんなくなっていきます。
一応、卓上にニンニクなどの味変アイテムも置いてありますが、くり山のつけ麺にそんなものは不要だというのが、筆者の個人的な見解です。
そのままで十分すぎるほどに旨いので、食べてる最中に味変アイテムのことを考えない、あるいはその存在を忘れてしまっていると言った方が正しいかもしれません。
ただ、別に筆者の考えを皆さんに押し付けるつもりはないので、途中からいろいろ試して自分の好みの味を探してもらえればと思います。
筆者も、何度か試した末に結局のところ、くり山のつけ麺に味変アイテムは不要という結論に至っているからです。
そしてチャーシュー増しにすると、大判のものから刻んだものまでたっぷりの肉が入ります。
その旨さは勿論、肉厚で食べ応えあるのが筆者にとっては嬉しい。
プラス300円という値段を考慮してもかなりの量で、はっきり言って少食の人には多すぎるぐらいだと思います。
店側もそれをわかっているのか、くり山では150円で半チャーシューも用意されているので、チャーシュー好きだけどそんなに食べられないかもという人は、そちらを注文するといいでしょう。
麺やチャーシューを食べ終わった後は、当然の如くスープ割りをお願いしました。
くり山では、スープ割りの注文時に柚子の有無を聞いてくれるので、苦手な人は無しでお願いするといいでしょう。
スープ割りすると、魚介の風味がより強く感じられ、最後まで飽きずに美味しくいただけました。
ちなみに、くり山では時間帯によって提供するスープの濃度を使い分けており、平日は昼が中濃で夜は濃厚、通し営業をしている土日祝日は18時から濃厚スープに切り替わります。
このときは中濃スープで、普段そんなにつけ麺を食べない人にとっても、食べやすい味わいかと思います。
しかしながら、筆者個人としては夜の濃厚スープの方が断然オススメなので、また近々そちらを紹介することにします。
つけ麺以外に濃厚スープで食べるラーメンも、くり山では捨て難い存在と言えるでしょう。
また、くり山ではお持ち帰り用のつけ麺も用意しているので、興味のある人は是非とも一度購入してみてください。
特に白楽近隣に住んでいる人なら、並ばずともくり山のつけ麺が手軽に家で食べられるため、重宝するのではないでしょうか。
~店舗情報~
店名:くり山
住所:神奈川県横浜市神奈川区六角橋1-17-29
電話番号:045-421-0537
営業時間:11:30~15:00, 18:00~21:00 [土日祝]11:30~21:00
定休日:火曜日
くり山Twitter:くり山